MORNING TALK
朝の心
余裕のある生活
- 2010.11.18
- 朝の心
むかし、むかし、あるところに二人の木こりがいました。
ある地主に雇われて、一日中斧で薪を割ることになりました。
一人は一休みもしないで、ずっと、絶え間なく働き続けました。
もう一人は、50分間薪を割り、小屋に帰って10分間の休みを取っていました。
日が沈みかけ、仕事を終える時間がやってきました。休みを取らずに薪を割った木こりは、自分の薪の山が一番高かろうと思いました。しかし不思議なことに、2人が割った薪の山は、休息を取った木こりの方が高かったのです。休みを取らずに働いた木こりは納得がいかず、もう一人の木こりにたずねました。
すると、彼は「薪の山が高かったのは、小屋に戻って10分間休みを取った時、次の仕事のために斧を磨いていたからかもしれません。」と答えました。
皆さん、勉強のだんどりを決める際に、この木こりの話を生かしてください。勉強の能率を上げるために、身と心に一休みを与えてください。スポーツ、音楽鑑賞、読書、自然を観察したりすることをもって。この気分転換が思いもよらないよい結果を生み出すでしょう。