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MORNING TALK

朝の心

チャーベス総長からのメッセージ

2012.09.28
朝の心

写真  先週金曜日から今週水曜日までの6日間、サレジオ会総長パスクアール・チャーベス神父がローマから来日されていました。チャーベス神父は6年前にも一度来日し、その時は日向学院に来られました。今回は残念ながら学院には来られませんでしたが、皆さんには、先日配られたパンフレット「ドン・ボスコの風〜チャーベス総長来日特別号〜」に載っている総長のインタビュー記事を、ぜひ読んでほしいと思います。
今日は、そのインタビューで私が特に心に残った内容を紹介します。それは、日本の若者についての記事です。

総長は前回の来日で次のように若者への印象を持たれました。
「日本文化に深く根ざして、東洋的な長所を持つ若者たちの姿が印象的でした。たとえば、人生に対しての真剣さ、勤勉さです。自分さえ良ければではなく、良い国であるための責任は国民一人ひとりにかかっていることをよく自覚しています。技術面での能力の高さにも感心しました。」

そして、今回の来日にあたって日本の若者へ次のようなメッセージを送ってくださっています。
「日本の若者の皆さんには、『私は君たちが今も、これからもずうっと幸せであることを願っています』というドン・ボスコの願いを伝えましょう。幸せであるために、一つ目に、明るく前向きな見方を身に着けてください。自分自身について、自分の可能性について、家族について、社会での生き方について、明るく前向きに物事を見るのです。それらの中に良いもの、美しいもの、真実なものを見出すことができれば、私たちは幸せだからです。二つ目に、『若者たちの未来は、若者たち自身の手の中にある』ことを理解してください。若さと思春期が大切なのは、それがまさに人生の大きな選択をする時だからです。若いときにあらゆる能力や可能性を伸ばしておけば、将来に自信を持ち、喜びと落ち着きをもって人生に立ち向かうことができる力をもつことができます。三つ目は、ドン・ボスコも言っていますが、『神は幸せに対する脅威ではない』ということです。本当の幸せは神に仕えること、神と共にあるということです。」

サレジアンの一員である学院の生徒も、この総長の言葉を励みに、いつも明るく前向きに、情熱をもって日々頑張っていきましょう!


写真は華道同好会 古川亜里朱さん(1−B) 岡田美紗希さん(1-C)の作品

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