MORNING TALK
朝の心
神様のぬくもり
- 2013.01.24
- 朝の心
星野冨弘さんの詩に「はなしょうぶ」というタイトルのものがあります。
「黒い土に根を張り、どぶ水を吸って
なぜ きれいに咲けるのだろう
私は
大ぜいの人の
愛の中にいて
なぜ みにくいことばかり
考えるのだろう」
自分の置かれた環境がどんなに悪くても、きれいに咲く花のように美しい生き方をしている人がいます。また、どんなに恵まれた環境の中にいても、大切にされていても、醜いことばかり考えている人がいます。
わたしたちは、弱い人間だから、いいことばかり考えているわけではないけれど、この花のように、きれいに咲いていたいですね。
花も人も生かされています。恵みのうちに生きています。わたしたちも神様の愛のうちに生かされているのです。
神様の愛のぬくもりを感じて、それをまわりの人に分かち合っていきましょう。
今日は、谷崎新一郎という神父さんが作った「神様のぬくもりのしるし」という歌を紹介します。
♪わたしたちの笑顔 こころからのやさしさは
神様が一人ひとりを愛しているしるし
君のすぐとなりに 泣いてる人がいるなら
神様の深いぬくもり 分かち合えるといいね
だけどみんな弱さがあるし
やさしくなれないときもあるから
神様のぬくもりで みんながいつも包まれてること
こころとからだいっぱい感じ
輝くしるしになろう♪
争いやテロの絶えないこの世界で、私たち一人ひとりが神様の愛のぬくもりのしるしとなることができますように。