朝の心
友だちづきあい
- 2013.04.24
- 朝の心
Buon gioooooooooooooooooooooooooooooooooorno, tutti!
Come state? Forse vi siete sorpresi con la mia voce tremenda. Ma fra poco vi sarete abituati.
皆さん、おはようございます。中田神父です。いきなりのイタリア語でびっくりしたと思います。
さて今日は、「友だちづきあい」ということについて、少しお話したいと思います。
新年度が始まってしばらくたちましたが、振り返ってみて皆さんはよい友情を培っているでしょうか。1年生にしてみれば、仲良くはなったけどまだまだお互いに知らないことも多い、と思っている人もいるかもしれません。
サレジオの創立者であるドン・ボスコは、生徒たちによく次の勧めをしていました。「仲間には3種類いる。いい仲間と悪い仲間とどちらでもない仲間だ。いい仲間とは友情を深めるべきだ。きっと素晴らしい友となるだろう。どちらでもない仲間は必要に応じて付き合えばよい。ただし、悪い仲間からは絶対に離れなければならない。」
つまり、「付き合う相手をよく選びなさい」と教えています。人間は生きている環境や付き合う相手によって随分成長の仕方が変わるものです。だからこそ、相手を選ばなければいけません。
そうは言っても、誰がよいか悪いかなんてすぐには分かりません。表面上はいい奴に見えても、「もし、自分を課題や勉強、仕事などの義務から遠ざけたり、ルール違反など反社会的なことを勧めるような仲間ならば、明らかに避けるべきだ」とドン・ボスコは言います。逆に、多少耳に痛いことでも自分のためにはっきり言ってくれる仲間は貴重です。「こんな魅力的な奴になってみたい」と尊敬する仲間もいるでしょう。そんな人と交わるようになると自分も成長していきます。
さて、皆さんの仲間づきあいはいかがでしょうか。また、あなたは人にとって「よい仲間」でしょうか。それとも悪い仲間でしょうか。できるだけ、他の人にとって「よい仲間」として選ばれるような人間になっていきたいですね。
皆さん、よい友を見つけ、実りある友情を培ってください。
Allora ragazzi, buona giornata! Ciao!!