朝の心
若い時の苦労は買ってでもしろ
- 2013.06.07
- 朝の心
Buon gioooooooooooooooooooooorno, tutti!!
In questo periodo ci sono gli eventi sportivi. Ma fra poco arriva delle esame di nuovo. Preparatevi per fare ottimo lavoro.
皆さん、おはようございます。
今日は皆さんに、「苦労の価値」についてお話したいと思います。
日本のことわざの中に「若い時の苦労は買ってでもしろ」というものがあります。人生の中で苦労しない人などいません。人は多かれ少なかれ、苦労はまぬかれないのです。それでも買ってでもしたほうがいいとは、どういうことでしょうか。
聖書の中に、使徒パウロがコリントの教会に宛てた手紙があります。その一節に次のようなものがあります。「わたしの愛する兄弟たち・・・主に結ばれているならば自分たちの苦労が決して無駄にならないことを、あなたがたは知っているはずです」(1コリ15;18)。
苦労の中にも、したところで得るものがない、またはしないほうがよいものがあります。人から無理やり与えられた苦労や、成り行きで背負わざるを得なくなった苦労は、本当につらいものです。
それに対して、無駄にならない苦労とは、聖書によれば私たちが「主に結ばれている」とき、つまり、自ら望んで背負うことを決断した苦労のことです。10キロの荷物を背負う時、他の人から無理やり押し付けられたのであれば、嫌気が先に出て、苦痛以外の何物でもありません。口を衝いて出てくるのは文句でしかなく、10キロのものが15キロにも20キロにも感じるかもしれません。しかし、自ら望み決断して背負うのであれば、目標に向かって前向きに背負っていけるでしょう。そして背負いきった時、大きな達成感と人間的な成長があるはずです。苦労を避けて生きてきた人の人間性は貧弱で、挫折にもろいとよく言われます。
私たちの周りには、苦労の種はいっぱいあります。日々の勉強だってそうです。毎日の通学も、朝早く起きることも、時には部活に行くこともそうです。そんな小さな苦労にチャレンジしてみる、自分から「やってやる」という気持ちで苦労を背負ってみたときに、苦労を超えた実りが後から付いてくるはずです。人間は年をとるとパワーも落ち、苦労をより忌み嫌うようになります。そうなる前に、自分を甘やかさず、しっかりと背負える苦労を背負ってみてください。
Allora, ragazzi, buona giornata e buono studio! Ciao!!