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MORNING TALK

朝の心

誰かのおかげ

2013.09.03
朝の心

Good morning, everyone. How's it going?

今日は、アントニー・デ・メロというイエズス会の神父様が語った、ある老人の話を紹介しましょう。
 ある日老人が自分の庭に深い穴を掘っていた。
「そこで何をしているんだい?」と近所の人が尋ねると、
「マンゴーの木を植えているのさ」という答えが返ってきた。
「もっと長生きして、その木になった実を食べようってわけかい?」
「いやいや、違うよ。ワシはとてもそんなに長くは生きられんよ。
でもな、他の誰かがここに住むじゃろう。ワシは今までずっと、他の人々がここに植えたマンゴーを食べ続けてきた。そのお返しに、今度はワシがここに木を植えておこうと思うんじゃよ。」

私たちが毎日ごはんを食べたり、学校で勉強したり、家でゆったりすることができるのは、誰かのおかげです。けっして当たり前のことではありません。皆さんの毎日の生活が、誰のおかげで成り立っているか、考えてみてください。それは家族でしょうか。それとも友達でしょうか。あるいは、大自然でしょうか。目に見えない神さまの恵みでしょうか。きっと、感謝することがたくさんあるでしょう。そして、誰かが私のために汗を流し、誰かが私のために泣いていて、誰かが私のために犠牲になっているのです。すべてのことがつながっています。そのことに気づき、感謝のうちに毎日を過ごすことができるなら、私たちのこれからの生き方もちがってくることでしょう。

Thank God for everything. God bless you today.

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