朝の心
十字架の姿
- 2015.01.14
- 朝の心
Good morning, everyone. How’s it going?
新しい年が始まり、今年も良い年でありますように、と皆さんは手を合わせたことでしょう。しかし、残念なことに、最近、フランスで連続テロ事件が起きました。また、西アフリカのナイジェリアでは、イスラム過激派が少女らに強制して自爆させるテロ事件がありました。
暴力をふるう人に対して暴力で報復したところで解決にはなりません。もし暴力で返すなら、暴力をふるった人と同じことをしているだけです。そのことを命がけで証しした人がいます。わたしたちの教室には十字架がありますね。この十字架は、暴力に対するイエスの答えです。十字架上でイエスは、次のように言ったのです。「父よ、彼らをお許しください。彼らは何をしているか知らないのです。」イエスは最後まで、人を愛し、人をゆるしたのです。それは、人間が無知で、愚かで、罪深いことをイエスが受け入れたということを示しています。悪を受け入れたのではなく、悪を行う人間をもゆるしたのです。最後まで暴力をふるうことなく、暴力ではなく、愛とゆるしを貫いたその究極の姿が、あの十字架上のイエスなのです。
今日は、「すべてにまさって」―Above All―(作詞・作曲:Paul Baloche & Lenny Leblanc 訳詞: 倉知 契)という曲を紹介しましょう。
♪世界のすべてを 造られて治める方
この世の知恵 力にも
まさる唯一の方
すべての国々 その富と栄光さえ
比べることはできない
すべてにまさる方
十字架で苦しまれ 死なれた
バラのように 孤独で
踏みつけられても
私を 愛してくださった。♪
わたしたち一人ひとりが、身近なところで、暴力ではなく、愛とゆるしを実行していくものとなっていきますように。
God bless you today.