MORNING TALK
朝の心
サレジアンとは
- 2017.02.16
- 朝の心
ドン・ボスコのもとにたくさんの子どもたちが集まってきて、一人で世話をしければなくなった頃のことです。1854年1月26日、ドン・ボスコは自分が教えている生徒の中から4人を呼び出しました。自分の活動を発展させるためにグループを作ることにしたのです。ドン・ボスコは、その4人に次のように言いました。
「これから私と一緒に愛徳の実践をしよう!」と。
愛徳というのは、愛の業のことです。言いかえれば、神の愛に応えて人にやさしく、思いやりをもって親切なことをする、という意味になります。
そしてドン・ボスコは、こういった愛徳の実践をする人たちを「サレジアン」と呼ぼうと提案します。自分にとってどんな嫌な相手であったとしても、柔和と謙遜の精神で愛徳の実践を行った聖フランシスコ・サレジオに習っていく者たちになろうと考えたからです。つまり、「サレジアン」とは、「愛徳の実践をする人たち」のことを意味するのです。
日向学院は、言うまでもなくドン・ボスコの学校です。皆さん一人ひとりが、「サレジアン」です。私たちの家庭の中で、学校の中で、仲間の中で、そして身近な地域が愛徳の実践で満たされるように、「サレジアン」として頑張っていきたいものです。
写真:押川凛(2-1・華道同好会) |
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