朝の心
「感謝」について
- 2017.06.12
- 朝の心
みなさん、おはようございます。先週の土曜日、「家族にささげる感謝の集い」が行われました。校長先生の話、代表者の詩や作文。まだ覚えていますか?今回、私は、もう一度、「感謝」についてお話したいと思います。
皆さんは、日ごろ、どれほど感謝の言葉を言うことが出来ているか思い出すことができますか?言う相手は誰であってもかまいません。皆さんの家族、同級生、部活の先輩や後輩などなど、挙げていけばきりがありません。ある生徒は、「私は常日頃から感謝の言葉を言うようにしている」だったり、あるいは「感謝の言葉を言いたい場面もあるけど、恥ずかしいし、いまさら言うことが出来ない」など理由もさまざまでしょう。
さて、私たちがよく使う「ありがとう」という言葉。この言葉の意味を知っていますか?それは、「めったにない、まれである」などの意味があるそうです。つまり、私たちがその言葉を使うとき、その出来事は「当たり前に起きているのではなく、めったにない出来事を感謝する」ということになります。
みなさん、毎日の生活の中で起きている出来事、朝起きてから、夜寝るまでに皆さんは色々なことを体験すると思います。時には、毎日が単調で変わりないと思うかもしれません。でも、考えてみてください。食事をとることができること。家族と話しができるということ。友達と会うことができること。授業に与ることができること。これらは「当たり前の出来事」なのでしょうか。あるいは、「実は当たり前ではない、めったに起きない出来事」なのでしょうか。改めて、考えてみてもいいのかもしれませんね。
最後に、ドン・ボスコとアップル社を創業したスティーブ・ジョブスの言葉を紹介して終わりにしたいと思います。最初がドン・ボスコで2つ目がスティーブ・ジョブスです。
「やりやすいことをやりましょう。しかし、いつも、いつも、辛抱強くしましょう。たとえば、簡単な『ありがとう』という言葉を、いつも口にすること。または、やさしいことを、忍耐を持って続けて行くこと。」
「感謝しなさいと人から言われても感謝できるものではない。自然に自発的に様々なものに感謝できたときが脱皮であり、人格者となるのである。」
「家族にささげる感謝の集い」は無事に終わりました。けれども、私たちは「感謝の心」を忘れることなくこれからも生活することが出来れば良いですね。
今日の一日が皆さんにとって有意義な日となりますように。