朝の心
人によって違う見え方
- 2018.05.17
- 朝の心
みなさん、おはようございます。あるところに3人の少年がいました。良く晴れた天気の中で、楽しく話しをしています。さとし君は「今日も晴れてくれてホント良かったよ。おかげでお父さんの漁の手伝いが出来る。雨だったら出来ないからさ。」まもる君は「ほんとだよな。晴れが一番だよ。」しかし、つとむ君は「今日は、晴れよりも雨の方が良かったな...ずっと晴れると家の畑が干上がっちゃう...」と。
不思議ですよね。同じ晴れでも、思っていることは人によって違うことがあります。このように、ある人にとっては「良い」と思ったことでも、別の人にとっては「悪い」となってしまうことがしばしばあります。これは、天気に限らず、さまざまなことに言えることでしょう。
さて、何故そう思うのでしょうか。おそらく、それは私たちの気持ちの持ち方に関係してくるのでしょう。私たちの気持ちしだいで、その出来事が「良く」も「悪く」もなってしまうのでしょう。自分たちのしたいことが、誰かのコトバで思うとおりに行かないことがあるときに、「なぜ、あの人は私にこのように言ったのだろうか。」と。そんなとき、一呼吸置いて、見方を変えてみませんか。もしかしたら、マイナスだと思っていたことがあなたにとってプラスの影響となることもあります。
最後にラインホールド・ニーバーの祈りを紹介して終わりにします。
主よ、
変えられないものを受け入れる心の静けさと
変えられるものを変える勇気と
その両者を見分ける英知を我に与え給え。
神よ、
私に変えることのできないものは、
それを素直に受け容れるような心の平和を!
変えることのできるものは、
それを変える勇気を!
そして変えられるものと変えられないものとを、
見分ける知恵を!
この私にお与えください。
皆さんにとって、今日が有意義な1日となりますように。