カトリック教会は11月を伝統的に「死者の月」としています。学院でもその伝統的にならって、11月は亡くなられた方々の永遠の安息をお祈りするとともに、「死」を通して「生」を考える機会として、慰霊祭を行っています。
　第一部では、3年前に来てくださった西経一神父様(長崎南山中学・高等学校校長)をお迎えしてお話をいただきました。西神父様のお話はあっという間に時間が過ぎてしまったと思うほどいつも話に引き込まれます。たくさんの笑いがありながらも、時々、ポロリと涙が出そうになるジーンとくる話もあります。面白くて、感動的で、深いお話を今年もいただきました。
　第二部では、ミサが捧げられました。教職員全員と生徒代表が、ミサの終わりに献花をします。今年も合唱部の素晴らしいグレゴリアン聖歌とともに、心をこめてお祈りすることができました。
　今年の慰霊祭も自分の「生」について考える良い時間をすごすことができました。